香水の都 グラース

ニースのホテル「RADISSONB SAS(ラディソン・サス)」

成田空港からシャルル・ド・ゴール空港へ。

そして、国内線でニースに移動しました。

ニースはフランスの南東部に位置する都市で、ホテルの窓の向こうには地中海が一望できました。

     

ホテルの部屋

お部屋のバスルーム。

シンプルできれいでした。

バスルームにはオレンジや青リンゴ、ミントなどの入浴剤がありました。

ホテルから見た夜景

ちょっと小腹が空いたので

ホテルのレストランでバジルとトマトのパスタを頂きました。

パスタは平らな麺でお味は薄味。オリーブオイルがたっぷりでしたが、質が良いオイルなのか、さらっとしていて

全然気になりませんでした。


香水の都「グラース」

グラース(Grasse)は、フランスの南東部に位置する都市で、アルプ=マリティーム県にある都市です。

コート・ダジュールの地中海性温暖気候に恵まれ、芳香植物の栽培に条件の合ったグラースは、古くからバラやラベンダー、ジャスミンなど様々な花が咲き乱れ、天然香料の産地でした。

この恵まれた天然資源を利用し、水やアルコールなどの添加物質を使った優れた抽出技術が発達し、グラースは世界的に香水の一大産地となりました。

今も昔も変わらないのは、グラースが生み出す稀代の調香師たち。フランス語で調香師のことを「ネ(nez)」と呼びますが、グラースが調香師の輩出地であることは昔も今も変わらない事実です。実際、パリで活躍する調香師の大半はグラース出身です。

 

 


グラースの町並み。

アパートの窓や看板が日本とは異なります。

当時、国際香水博物館は拡張工事中のため休館中でした。


プロヴァンス美術歴史博物館

侯爵婦人が建てさせた館で、館内はロココ調でタイムスリップしたような雰囲気でした。

 

フランス政府が指定する”歴史的建造物”のマークがありました。

 


一室で親子の香水作りのワークショップが開催されていました。

館内の撮影は禁止でしたが、通訳の方がワークショップの責任者様に許可を頂いて

1枚だけ撮影させて頂きました。

日本でもこのような機会に恵まれると嬉しいです。

 

フラゴナールFragonard

 

プロヴァンス美術歴史博物館のすぐそばにあり、徒歩で移動。

18世紀後半の香水工場で、伝統的な職人さんの香水の蒸留法や製造過程が見学できました。

フラゴナールの商品も併設しているお店で購入できます。

 


香水の蒸留器

フラゴナールの商品を製造中

油脂吸着法

有機溶剤抽出法